ほしいぬ

書いたり、詠んだり。

料理のことなど

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わたしは食べることが好きで、料理も好きです。といってもきちんと習ったわけではなく、手先が器用ではないし性格もいい加減なので適当なものを作っています。

そんなわたしが偉そうに言うのも恥ずかしいのですが、料理って、毎日のことなので、栄養バランスを考えてお金と時間の許す範囲で自分と家族の喜ぶおいしいものを作る、そして自分も疲れ過ぎない、ことに尽きるんじゃないかなとわたしは思います。

あとは食い気と好奇心。基本が身につけば、工夫して無限に広げることができるのが料理の面白いところです。

ああ面倒だな、と思うときは無理せず、これはどうだろう?作ってみたい!時はモリモリと作ってみています。

 

野菜をたくさん使ったお料理のちまこさんのブログはとても参考になります。いさちびさんの海南チキンライスも美味しそう!料理上手な友人が教えてくれるレシピや、クックパッドも有難い情報源です。きょうの料理も時々みます。

 

さて、おいしい料理を作るには?

まずは材料。これに始まりこれに尽きるかもしれません。新鮮な旬の食材を使えば、あまり手をかけずにおいしい一品ができます。

そして調味料。こだわりだすときりがないのですが、そこそこでいいんじゃないかと思います。

同じくらい大切なのは調理道具。包丁まな板お鍋に始まり、ピーラースライサー電子レンジなど便利なものを駆使すれば時間と手間の短縮になり仕上がりもきれいです。

それから時間と加熱の具合。料理は科学です。おいしくなるのには明確な理由があります。ベストな調理時間と加熱の方法や塩梅で美味しさがぐんと違います。下ごしらえも大事です。

 

今日はあると便利な調味料やだしについて書きたいと思います。

 

◆和食

だしは昆布と鰹節か昆布といりこ干し椎茸等でとるのが本来ですが、わたしは昆布と市販のパックだしを使うことが多いです。手軽に風味良くバランスのとれた優しい風味のだしができます。写真はパルシステムのものですが、お好みのメーカーのを。だしまかせ、もおすすめです。しかし高価です。

顆粒のだしの素や液体つゆも使いますが、味が強いので、その時に応じて使っています。

そしてお酒は、料理酒ではなく安い日本酒を使います。パックに入ってる2リットルのをどーんと買って(その方が安い)、小分けして使っています。純米酒が多いです。結構惜しみなく使います。風味や仕上がりが良くなります。

元が関西人なので、お醤油は薄口濃口両方使います。塩も。素材の色を生かしたい時、特に醤油には気をつけます。使わないこともあります。

 

だしを使うのは汁物、煮物ですが、祖母が作ってたおかずが猛烈に食べたい!時、たとえば高野豆腐と野菜の煮物、夏野菜の具の入ったおつゆのお素麺、卯の花、ひじきの煮物、切り干し大根の煮物、だし巻き卵、ちらし寿司、若竹煮、風呂吹き大根などを作る時、とくに念入りにだしをとります。だしが命!なのです。

 

◆中華、洋食

鳥の胸肉に塩、生姜、日本酒を加えひたひたの水で茹でる→和風ゆで鶏

鳥の胸肉に塩、あればセロリの葉、粒胡椒、白ワインを加えひたひたの水で茹でる→洋風ゆで鶏

この茹で汁をだしにすることが多いです。顆粒のチキンスープ、コンソメ、も使います。ウェイバーのような練り状のものも使います。中華あじ、はわたしはちょっと味が強い気がしてあまり使いません。

 

紹興酒と、白ワイン赤ワインは安いものでいいのであると便利です。本格的に風味良く仕上がります。

 

ごま油は九鬼の白が好きですが、高いので普通のものと併用しています。写真は白ではないです。白はあっさりしていてごま油好きな人には物足りないかもしれませんが、だし巻き卵を作る時や和え物、サラダを作る時、しつこくなく、風味が上品でうっとりします。

 

オイスターソース、干しエビ、ジーマージャン、甜麵醬、練り胡麻、五香粉、花山椒などもあるとおお!というものになります。月桂樹の葉も便利です。

 

あと、炒めタマネギはあるととても便利です。自分で作り置きすれば良いのですが面倒なので買っています。ハンバーグ、カレー、シチューがぐんと美味しくなります。ホワイトソースを作る時も使えます。

 

市販のルーでは、コスモカレー、パルシステムのクリームシチューの素、デミグラスソースが好きです。でもバーモントカレーやゴールデンカレーなども普通に使います。ハインツのデミグラスソース、ホワイトソース、グラタンソースも使います。

 

トマトの缶詰もよく使います。カットしたものです。カレー、ロールキャベツ、ラタトゥイユ、野菜スープ、トマトソースなど煮込み系に。

 

お酢は穀物酢、米酢、すし酢、全て使います。すし酢は自分でも作りますが、急いで作る時には市販のものがあると便利です。ホワイトビネガーは、ピクルスを作る時にあるとよいです。癖のない酢なので。

 

サラダオイル、オリーブオイルには特にこだわりなく、手頃な価格のものを使っています。

 

◆ジャムのこと

果物が好きで、生でもよく食べますが、ジャムやコンポートを煮るのも好きです。その時にあると幸せなのが、キルシュワッサー(さくらんぼのブランデー)とレモン。

アメリカンチェリーのコンポート、すもものジャム、あんずのジャム、バナナとキウイのジャム、ブルーベリーのジャム、に入れると香りよくコクが出ます。あんずはもともと酸っぱいのでレモンは不要です。

りんご(紅玉)を白ワインとお砂糖とレモン汁で煮て、冷たくしたものもとても美味しいです。好みで少しシナモンを入れても。

無農薬の甘夏をもらうのでママレードを毎年沢山作ります。これは一番手間がかかります。完成まで3日。

獅子柚子が手に入ればそれも。それぞれ特徴がありとても美味しいです。

苺は、加熱しすぎると風味が変化するので、お砂糖をまぶしてしばらく置き、ガラスのボウルでレンジ加熱後に、さっと煮てレモン汁を加え仕上げます。日持ちはしませんが、イチゴの甘酸っぱい香りが生きたものができます。

 

*全てのジャムやコンポートを作る際はアク取りが必要です。

 

ジャムやコンポートは、もっぱらプレーンヨーグルトに乗せて食べています。

 

◆余裕があるなら

オーブン

オーブンのあるキッチンが長年の夢でした。昨年中古で業務用のものを買ってもらい、とても嬉しく使っています。といってもそんなに使いこなしてはいません。(笑)

それでも、オーブンがあると料理の幅がぐんと広がります。

わたしがよく作るのは、ローストチキン、ローストポーク、グラタン、ラザニア、アップルパイ、キッシュです。肉類は余分な脂肪が落ち、外はパリッと中はふっくらジューシーにできます。

太らない体質ならば、パンやお菓子もどしどし作りたいのですが…言い訳。

自分は少しだけ食べて家族のために作れ!苦笑。

 

家庭菜園

ハーブやちょっとした野菜を育ててみましょう。ローズマリー、バジル、細ねぎ、紫蘇、ミニトマト、きゅうり、さやえんどうなどお好きなものを。わたしは義母にしてもらっていますが(をい!)、新鮮でとてもおいしいです。花を見る楽しみもあります。本格的にすると虫や雑草と戦う苦しみも…のほほんとしていてはちゃんとした野菜はできないみたいです。

今ほしいのはディルですが、わたし以外誰も食べないのであきらめています。いつかじぶんで育てたいです。

 

とても長くなりました。すみません。

寝込んでいたので料理から離れていましたが、書くだけでリハビリになった気分です。(笑)

おつきあいいただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

桃も李も

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ずっと忙しいのでゆっくりしたいなぁという願いが夏風邪によって叶えられました。しかし、3日も寝たきりだと飽きますね。家族にも負担をかけているし、しなくてはいけないことも控えているので、明日から平常運転に戻りたいです。


わたしは食いしん坊なので、食べ物飲み物から元気をもらっていますが、ここ数日はお水とスポーツ飲料、野菜ジュース、豆乳くらいで、ほとんど固形物は食べられませんでした。好きな蒸しケーキを食べようとしたけれど無理でした。


今日は桃のゼリーと桃を食べ、とてもおいしかったです。李(すもも)も。ゼリーと果物は風邪の友ですね!


日本はおいしい果物が一年中いろいろ楽しめる国ですが、今はすいか、すもも、桃、グレープフルーツ、葡萄、などなど嬉しくなります。スイカは小玉の紅まくらというのがおいしかったです。桃は福島のあかつきというのが素敵でした。すももは好物なので大石ソルダム太陽貴陽サマーエンジェル何でも来い!です。(笑)


写真は先月のもので、お抹茶をボトルに入れてシャカシャカしたものと市販のゼリー。お抹茶は贅沢ですが、たまに飲むとスーッとします。苦くなくてほのかに甘くすっきりふうわりしているのです。


食べ物のことを書くぐらいには元気になってきました。よし!


次回は料理のことなど書いてみたいと思います。








夏雲

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夏雲や 熱の眼で見上げれば白の城塞青空に消ゆ

 

七度(ななたび)も7分(しちぶ)も痛し夜もすがら熱はわたしの裡にこもれり

 

ガーゼのみやさしき友の風合いで包みこまれてこのままでいる

 

夕刻の鐘の響きを寝床にてきく1日があっけなくゆく

 

草の香の髪幾たびもすすぎをり誰かの手のひらふと思い出す

 

*バカがひくという夏風邪をまんまとひきまして、これで正真正銘のあかんたれやねーとぼんやりしています。

弁解をするならば、家族の看病をしていてうつったのと、我が家では2/3の罹患率なので伝染力が強いと思われる。高熱が出て喉と身体が痛くいやな汗をかくので、生き残り家族は怯えています。わたしはもうなってしまったので平気。ゾンビってこんな気分なんだろうか?(笑)

 

元気な時はコーヒーと炭酸飲料(ノンアルコールビールやたまに本物のビールや無糖炭酸)を愛していますが、さすがに今はそれらが遠い。

 

元気な時に飲んだよなよなエールが実においしかったこと、そのことはまりおさんの記事で知ったのですが、おすすめのおつまみがとことん売ってなかったこと、がくやしいので元気になったらリベンジしようと思います。

 

皆様お体ご自愛ください。

 

 

 

 

 

 

百日草、100年続きますように

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暑いですね。

百日草が鮮やかに咲いていました。

花言葉を調べたら、下記でした。


「友への思い」「遠くの友を思う」「注意を怠るな」


などなど。言葉の由来は、花が長く咲くかららしいです。


ひどい事件がありました。ご冥福を祈り、一命を取り留めた方々の回復を祈り、このような事件が2度と起こらないようにと祈っています。


この悔しさと悲しみは、日々を大切に生きることで、一歩一歩埋めていく。自分はどうなのか?という自問自答を忘れずにいる。危機意識を持ち、公平な心と行動、を忘れないようにします。


「君と好きな人が100年続きますように」という歌詞の有名な歌「ハナミズキ」。わたしも好きなのですが、911のテロ事件後に作られた歌だそうです。


何が起きるかわからないこの世ですが、

どうか、

誰もが誰もの好きな人と100年続きますように。







 


「バケモノの子」を観て

先日テレビで放映されていたのに途中から気づき、録画しておいたものを先ほど観ました。

途中からだし、細田守監督の作品は、あまり好きではないので、(時をかける少女、だけちゃんとみた。サマーウォーズは最初の数分で耐えられなくなり、おおかみこどもの雨と雪、は設定だけで観るのをやめてしまいました。単に好みの問題なので、好きな方はごめんなさい。)

そういう人が書いた、

これはなんの参考にもならないしょうもないひとりごとみたいな感想で、しかもネタバレありという最悪なものになります。お許し下さい。

いざ!箇条書きで。

 

1.くまてつ、って、絶対ジャリん子チエのテツが入ってると思う。あの自分勝手で粗暴だけど憎めないキャラクター、間違いない。

2.昔の黒澤明映画から沢山もらってる。七人の侍とか。間違いない。それが悪いわけではなく、黒澤明の凄さがわかる。

3.渋谷とバケモノの国が繋がってるのはよくわからない。行き来ができるなら、もっと沢山人間がいってるはず。

4.あの白いハムスターみたいなのはお母さん?

5.最後なんでみんな丸く収めちゃうかなぁ。

6.それでもそこそこ面白かった。

7.この一冊、が白鯨、なのはよかった。

8.もっと古典的な名作を読もう!→自分へ

9.楓ちゃん可愛くてすごいいい子すぎてしぬ。

10.しおりの紐を手首に巻く、ってすごい。流行りそう…なわけはない。

11.西遊記モチーフなのはなぜなのか。でも猪八戒お坊さんはよかった。

12.きゅうた、はいきなり格好良くなりすぎてる気がする。はじめ女の子と思った。

13.剣士やめるのかよ!!もったいない!!

14.きゅうたの闇、はくまてつの炎の剣で、熱く満たされているのかな。

15.青いクジラの闇は、消滅したの?またあの子の心に生まれないの?しおり紐とバケモノ家族の愛があるから大丈夫?

16.偶然だけど、ニースのテロと重なる。現実の重さ。誰も死なない映画の中の平和。綺麗事。

 

そうなんだ。この作品の、細田守監督の何が気に入らないって、どこが苦手かって、綺麗にまとめてしまうところなんだ。でもそうしたいのもわかる。丁寧に作られているのもわかる。

 

ブツブツ言いながら、まだ観てない2作品を観るかどうか迷ってます。素直じゃないもんで。

今日はこれでおしまい。(笑)

 

 

 

残像送る



紫陽花のほそき枝より旅立ちぬ抜け殻越しにそっと手を振る


涙するたびに記憶の残像がただ繰り返す幾度でも泣く


泣くたびにすすぎ洗いをするがごと悲しみの染み消えよと願う


遺された者の悲しみ乗せて行け灯籠の舟ゆらゆらとゆけ


悲しみの日カレンダーに1つ増え光のニース我は忘れじ


*蝉の歌、続き。

*かの地を旅したことがあります。黙祷。

羽化のはじまる

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蝉の仔のさらに高くへ登り来る細き枝にて羽化のはじまる


七夕や人の望みの喜びよ射的焼きそばかき氷沁む


面談を終えて我が身の裡に居る中学生は未だ泣きをり


熱の子はさむいさむいと抱きつけり湯たんぽのようただ撫でるのみ


サッカーの生地にて作るスカートのシャラシャラ涼しときめくこころ



*蝉の幼虫が道路を這っていたので、木にとまらせました。一生懸命高く高くへ上っていき、ぴたと止まった。

夜にもう一度見にいくと、さらに高い不安定とも思われる細枝で羽化していました。

今朝はもう居なくなっていたので、無事に成虫になったのだろうと、うれしく思いました。


*平塚の七夕まつりを見物に行きました。盛大でした。阿佐ヶ谷のは見たことあるので、仙台の七夕を見ることができれば、七夕制覇!フッフーン!と鼻息あらくしています。


追記:わたしの誤りで、日本三大七夕は、仙台、平塚、安城(愛媛県)だそうです。あと2つ、楽しみです。