風吹けど地面に確と根を張りて葉に陽を浴びつ咲き誇りたり 移ろひて衰へるとも美しと命ここにぞ咲きて知らせる 吹き散らし跡形もなく壊せども拾い集めて記憶に刻む 向かい風吹けぼうぼうと喉開けてヨタカのごとく飲み込んでやる 夏至過ぎて風は叢雲両の手で…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。