ほしいぬ

書いたり、詠んだり。

白と白/のみものまわりその2・お酒編

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先日久しぶりにお花を買いました。わたしは生花の心得がないので、いつも義母にいけてもらいます。ありがたいです。

ハイクでぼやいたのですが、先週は自分的にはヘビーな仕事があり(仕事といってもボランティア的なこと)そのための準備や対応にこのところずっと追われていて、花どころではありませんでした。家族にもずいぶんしわ寄せがいったと思います。迷惑かけてごめん家族。

お花はいいなぁ。きれいだなぁ。

 

お陰様で無事すみ、あとは事後処理だけなのですが、どうにもこうにも疲れてやる気が起きません。もう休む!しばらく留守にする!と勝手にclosedの札を下げて日々のことだけしておりました。家族と自分のために溜まっていた家事やしたいことをのんびりと片付けています。

そろそろ腰を上げなくては。

 

さて、やっと本題に入ります。お酒の話。

その仕事が終わったらおいしいビールを飲もう、と決めていました。それで、おしきさんのブログで気になっていたグランドキリン十六夜の月、を買いました。これ。

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いやぁ、おいしかった!芳醇な香りとコク、そして何よりもバランスがとれています。色は琥珀色というのかな。すこし赤みを帯びた色でした。ゆっくり飲みました。瓶の形とラベルもえもいえずよいです。まさに今の季節にぴったりのビール。お月見しながら傾けたらいいでしょうね。折しも今日は満月。いや、まさに十六夜の月だったかな?もう一本買ってこなくては…笑

おしきさん素敵なビールの記事をありがとうございます!

 

それから別の日に、白ビールを二本買いました。これです。一本ずつ、2日に分けて飲みました。わたしは白ビールが好きなので期待度大!でした。

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写真むかって右の白濁、からのみました。これ、缶が逆立ちしているのです。濁りベルギービールなのでその方が美味しく飲んでもらえるから、とのことです。

おいしかったです!!!ふわぁと白ビールの香りがしてバランスよくクセがなく飲みやすい。白ビールの良いところが全部入ってる印象でした。これはリピです。お値段も手頃です。しかし、クセの強いものがお好みの方には物足りないかもしれません。

 

お次は、ヴェデットのホワイト。これ、飲んでみたかったビールです。白熊さんのマスコットにもググッと魅かれました。クマかわいいです。くま、いいです。本物の熊は怖いですが。野生の生き物と人間が棲み分けてお互い安心して暮らせたらいいのに。人間が陣地を広げすぎなのですが、それも生きるため。

話が逸れました。

ヴェデットの白は、ヒューガルデンホワイトをほんの少しスッキリと辛口に軽めにしたような印象でした。うーん、悪くないけど、だったらわたしはヒューガルデンを飲むかなぁ。わたしが白ビールに求めるものはフルーティな独特の香りとほんのりした甘さ、泡立ちのきめ細かな滑らかさとバランスの良さです。バランスはいいです。単にわたしの好みの問題と思います。

憧れビールだったので飲めてよかったです。

 

飲みたくてまだ飲めていないビールに、プレミアムモルツの黒があります。まりおさんの記事の、赤ワインのような美味しさ、にとても魅かれています。しかし、残念ながら入手できず、代わりにキリンスタウトの黒をかって眺めています。

わたしはクラフトビールを飲むなら、白ビール系、よなよなエール、などが好きなのですが、「まんなか」ブログで書いた、鎌倉オクトーバーフェストで飲んだ厚木ビールのラズベリーもおいしかったので、フルーツビールもぼちぼち飲んでみたいです。

 

お酒全般について。

わたしは若い頃は好きでよく飲んでいました。大体なんでも飲みましたが、ビール、カクテル、ラムやウオッカテキーラが好きでした。日本酒とワインはおいしいけれど悪酔いしてしまうので自重していました。ウィスキーと焼酎は仕事飲みの印象が強くあんまり好きでなくなりました。

今はほとんど飲みません。年に数回、量もグラスに一、二杯程度です。

こんなに連続してビールを飲んだのはひさしぶりです。おいしかったです。

 

お酒がおいしいのは、そのもの自体がおいしいということもありますが、わたしにとってはシチュエーションが大きいです。どんな時に、誰と、どこで飲むか。また自分の体調や気分にも大きく左右されます。

 

今年飲んでおいしかったお酒は、旧友と再会してお寿司屋さんで飲んだ生中ジョッキと緑茶ハイ。初めて飲みましたが、いやぁ、緑茶ハイっておいしいですね!

その子(といってもいい年ですが)とは若い頃から新宿あたりで飲んでいたので、いろいろ懐かしく実に楽しい時間でした。会えない時間にお互いずいぶんいろんなことがあり、また会えたこと、元気に乾杯できたことのありがたさを噛み締めました。また会いたいし、飲みたいです。

 

とはいえ、お酒のアルコール成分はもともと強い刺激物ですし、飲める人は飲めば飲むほど耐性がつきます。依存症も怖いです。わたしはかつてお酒が好きで様々な失敗をしました。体のためにもやめてよかったと思います。ずいぶん楽になり、飲んでいた頃より時間を有効に使えるようになりました。

お酒を飲んだ時の内臓の様子(確か胃だったと思う)を画像で見たことがあります。かなり衝撃でした。アルコールは体に負担をかける、ということを忘れないでください。精神的にも依存します。

お酒が好きな方は、どうぞほどほどに。

 

説教めいたことをかいてすみません。

おいしくお酒が飲めた日は、いい日。

健康を保ち、好きな人たちと、少しお酒を嗜んで楽しい時間を過ごせることはわたしにとって幸福の一つです。

むかし、「少し愛して、長く愛して。」というテレビCMのキャッチコピーがありました。ウィスキーの宣伝です。

そんな気持ちで、お酒と付き合えたらいいなぁと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

待宵の月、秋の襲色目

記事で今日(10/15)は満月か十六夜?と書きましたが、間違いでした。

十四夜月、で別名小望月、待宵の月と呼ばれるそうです。風流ですね。

大きな、満月と見まごうばかりの、美しい月がいまのぼりはじめました。


風流といえば、平安時代からの襲色目(かさねいろめ)を調べてみると、名前も色の組み合わせも優美でどきどきしました。


もーど・じゃぽねすく様のサイトで秋の襲色目を調べてみました。感謝です。

http://www.mode-japonesque.com/mj/kasane/itiran/fall/itiran.html

たくさんある中から、少しご紹介します。

「萩」

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「萩重」はぎがさね

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「花薄」はなすすき

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「小栗色」こぐりいろ

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「鴨跖草、月草」つきくさ

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襲色目の、色と色との組み合わせの妙を眺めていると、季節を感じるとともに、色たちがまるで人のように見えてきます。それぞれ個性が鮮やかで、なおかつお互いを引き立て合う素晴らしいコンビ。相棒。

そんな存在にわたしもなれたらなと憧れます。