ほしいぬ

書いたり、詠んだり。

第12回10月短歌の目参加します

f:id:majyonan:20161005114148j:plain


卯野抹茶さん、今月もありがとうございます。

10月短歌の目、参加いたします。


http://tankanome.hateblo.jp/entry/2016/10/10/000000


10月

今月のお題

題詠 5首

1. 渋

渋れどもぼくと出かけるきみが好き不意打ちのキス平手覚悟で

2. 容

変容を受け付けました今朝からは惜しまず生きる零(こぼ)れてもいい

3. テスト

飛行するテストの日まで自転車を漕いで水面をすれすれにゆく

4. 新米

新米は「青天の霹靂」と云ふ爽やかに甘く満たせり東北拝む

5. 野分

幾たびも襲う野分の爪痕がこの国のひとのこころをつなぐ

テーマ詠

 テーマ「空」

空うつすためにスマホを翳す青この眼に映る秋伝えたい

そうじゃないきみのメールはずれているそれでもいいの夕空送る

拾ったよどんぐり枯葉虫の羽子の手のひらに空は広がる

空ろでも愛していると言えたならグラスの向こう届かない声

ラジオ聴きまだ見ぬ君を想うとき胸に広がるやはらかな空


*お詫び

文字の数え間違いをし、改稿しました。推敲不足です。すみません。ああもう!

改稿前「空ろでも愛していますガラスの向こう届かない声」