ほしいぬ

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時と糸

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梅雨入りしたというのに、一足飛びに夏のよう。晴れた日のアジサイもまたよし。今年は色が濃い気がします。

 

6/10は時の記念日。何をするわけでもないけれど、時間について、ネットでのご縁について、このところよく思うので書いてみます。

 

自分の時間の終わり、自分にとって大切な人、関わりのある人の時間の終わり。それらはあらかじめ知らされるわけではない。あなたやあなたの大切な人のいのちの時計は何年何月何日何時何分に止まりますよ、と予告されることはない。

だから止まってしまってから、動揺する。間もなく止まりそうだときいて、胸がつぶれる。うかうかと何も知らずにいた自分を悔やむ。

 

最近、好きな漫画家の方が急逝し、遺作の掲載された雑誌を買いました。発売後探したけれど通常ルートでは買えず、いわゆる中古品を定価よりも高く。それでも買ってよかったです。

昔の作品がめちゃくちゃ好きで、近年のはあまり読んでいなかった。そのくせいつでも読めると思っていました。

でも時計は止まってしまった。新作はもう読めません。未読既読の作品を大切に読みたいと思います。

 

その作品が掲載されている雑誌を購読されている方のブログを、割と最近知り、読んでいたところでもありました。

その方のブログ(ぴょんさんの「ぴょん記」)は、はてこさんのところで知ったのでした。ぴょん記はおもしろいです。なんともいえずよいです。

 

そしてはてこさんを知ったのは、はてなハイクでした。

はてこさんの記事にハイクのことが書かれていて、わたしも同じ気持ちなのでうれしかった。ハイクはあったかくてのんびりしていていいところです。

はてこさんのお父さんとお母さんの記事も、うちの親に当てはまるところがかなりあって苦しいくらいでした。はてこさんの文はうまくて、いろんな発見や考察を冷静かつ情熱を持ち惜しみなく書いてくれるところが素晴らしいしありがたいなとおもいます。

 

ネットで点々と読んでいる書き手の人たちが、見えない糸でつうっと繋がっている。そんな風に思うことがあります。それは言及とかリンクとかそういう機能のおかげでもあるけれど、本質はそうではなくて、何か響きあうものを持っているのだと思います。書いているもののなかに。

そういうものを、あるいはそういうことに遭遇できたということを、ご縁と呼ぶのかな?とも思います。

 

いろんなすぐれた文章を読めることに感謝し、下手な文や歌を細々とですが書けること、そんな場所があること、がありがたいです。

 

その日がいつかはわからないけれど、自分の時計が止まるまで、時やご縁を大切にし、私は読んだり書いたりしたいと思います。