ほしいぬ

書いたり、詠んだり。

春を待つ

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雪溶けて本葉は春を待っているたとえふたたび雪積もるとも

 

 

パクチーの芽は枯れずに持ちこたえています。小さな双葉から本葉が出てうれしいけれど、なかなかおおきくなりません。

 

室内へうつすことも検討したけれど、やめた。

がんばれ。寒くても陽の光と風を浴びて大きくなって。

 

なかなか大きくならないことをもどかしく思っていた。蒔き時が遅すぎて、大きくなれずに枯れるのかもしれないと思った。

 

それでも霜が降りても、雪が降っても、枯れなくて。

小さな本葉のままで踏ん張っている芽をみていたら、気づいた。

待っているのだ。あえて小さいままで、冬をやり過ごしているのだ。大きくなれる時を待って、チャンスをうかがっている。

その証拠に、暖かい日があると、少しだけ大きくなっている。慎重に。少しだけ。

 

園芸学的には私の素人考えは誤りなのかもしれない。

でも、成長は右肩上がりには起こらない。

必ず足踏みして待っている時期がある。

そのことは、どんなことにも通じると思った。

 

小さな芽だけれど、教えてくれることは大きい。春まで大切に育てたい。

 

あ、あまりに寒くなって危険だったら家に避難させます…

 

 

 

ありがとう

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 (写真はフリー素材です)

 

1.境目は無き筈(はず)昨年(こぞ)と新年のいづくに我を遺失せし哉

 

2.あけましてなおし残したこと拾い屈める背(せい)をうーんと伸ばす

 

3.別れより出会いの嬉し一年(ひととせ)を振り返る時誰に手を振る

 

4.年ふりて華やぐ身体ゆめ知らず若き人こそ安ぜよ今を

 

5.ありがとう目を見て云へる幸せよ言葉違えど温もり伝う

 

 

年が明けてしまいました。年内に更新したかったのですが無念。くやしさのあまり元旦から詠みました。

 

りとさんの塗り絵、まっつさんの2017ベスト企画にも参加したいです。遅刻上等!←開きなおり…

 

2017年は、忙しいながらも、家族の体調が回復し、趣味の音楽も再開でき、はてなブログを楽しませて頂き、素晴らしいご縁もありました。新しい友人にも恵まれ、おかげさまで佳い年でありました。ありがとうございます。

 

年初に掲げた目標は達成できなかったものが幾つもあり恥ずかしいのですが、それらは今年の課題とし、継続して努力したいです。

 

ゆるゆるぼちぼちではありますが、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

 

 

 

 

 

 

merry mercy you

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さまよえる心何度も受け止めてくれてありがとmerry mercy you

 

写真は、先の記事でご紹介させていただいた、くま吉様(id:tocotocokumachan)のイラストの原画です。どうしても生のタッチが見たくて、お願いしたところ、素敵な額装までして下さいました。感謝感激です。くま吉様ほんとうにありがとうございます。

 

くま吉様の素敵ブログはこちら↓

http://tocotocokumachan.hatenablog.com

 

 

ブログアイコンと、原画は、色味がかなり違うのです。色だけではなく筆致も伝わってきます。

どちらもとても素晴らしいのですが、何と言ったらいいのでしょう。原画は息をしているのです。生身なのです。繊細なタッチがそこここにしっとりとふうわりと、呼吸しているのです。

すばらしいです。ただただ、すばらしいです。

 

くま吉様の原画を見たとき、古い例えで恐縮ですが、ずっと手紙のやり取りをしていたけれど、写真でしか会ったことのない友人に会ったような、嬉しさと喜びを感じました。

うっとりと眺めています。ああしあわせ…

 

そしてまた、へっぽこ歌を詠みました。

英語がむちゃくちゃなのでお詫びと、言い訳&蛇足な解説をします。

 

くま吉様と出会えたのは、このはてなブログのおかげです。ほかにもたくさんの、すばらしいブログを書いておられる方がいて、わたしはそれらを読んで、日々クスッと笑ったり、泣きそうになったり、うーんと考えさせられたり、役に立つなぁ…と思ったり、どんよりしたり、がんばれ!って思ったり、励まされたりしています。

また、わたし自身も、ほそぼそと書くことにより、自分の中のものを出したり、整理したり、忘れないよう記録することができる。とてもありがたいです。 

 

くま吉様への感謝の気持ちと同時に、はてなブログと、皆様への感謝を込めて詠みました。

歌意は見たまんまで、「いつもふらふらとさまようわたしの心をうけとめてくれる、陽気で慈悲深いあなたさま、ありがとうございます」

ということです。

 

はてなブログと、書いたり読んだりしてくださる皆様、ありがとうございます。

ご健康とお幸せをお祈りしています。

小さな芽

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パクチーの小さな芽が出ました。

発芽率は60パーセント。時期も遅く撒いてから2週間以上経ち、半分あきらめていたので、とてもうれしいです。

あきらめていたといいつつも、芽が出るまでの間、網をかけ藁を敷き水をやり、まだかまだかと待っていました。

うれしい。なんともいえずうれしいです。

こんなにもうれしいなんて、ちょっと予想外です。

 

今日は陽当たりの良い場所へ、鉢を移動しました。

芽が出たら、育てなくてはなりません。

発芽はゴールではなくスタートなのだから。

 

小さな双葉よ、大きくなあれ。

季節は寒い冬だけれど、できるだけあったかくしてあげる。

ミニミニ温室のようなものがしつらえられないか、考えているところです。

 

うれしさを詠める

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ほんのりと温(ぬく)み感じるイラストは心にあてる懐炉にも似て

 

ほうとつくため息吐息感嘆の雲からそそぐよろこびの雨

 

優しさの絵の具がもしもあったならあなたをそっと染めて温(ぬく)める

 

 

*へっぽこ歌ですが、くま吉様(id:tocotocokumachan)に捧げます。

先日、弊ブログの別室「まんなか」のブログアイコンをお願いしたところ、くま吉様は素晴らしいイラストを描いてくださいました。あまりに嬉しくて、詠みました。

くま吉様、本当にありがとうございます。

(イラストは許可を頂きましたら、後日掲載いたします。)

許可をいただきましたので、掲載しました!