黒土の下より出でて鮮やかに白水桃紫魔法のごとく
戦争は嫌と何度も繰り返し祖父母も父も伝へて逝きぬ
なぜもっと早く戦を止められぬ幾多の命吹き消し昭和
わが裡に争う心にくしみがあると弁え自分を見張る
平和の世継いで繋いで残すのが何にもまさる責務と誓う
(慰霊の日に詠める)
黒土の下より出でて鮮やかに白水桃紫魔法のごとく
戦争は嫌と何度も繰り返し祖父母も父も伝へて逝きぬ
なぜもっと早く戦を止められぬ幾多の命吹き消し昭和
わが裡に争う心にくしみがあると弁え自分を見張る
平和の世継いで繋いで残すのが何にもまさる責務と誓う
(慰霊の日に詠める)
ゴールデンウィークに行ったところや、やってみたことで、楽しかったことを書きます。
1.サーカスへ行く
ポップサーカスというサーカスへ行ってみました。
とても楽しくてものすごく元気が出ました。
最近ぱっとしないなぁと思ってる方には特におすすめです。
公式サイト
動物ではなく人が中心のショーです。
人間ってすごい。人を楽しませるってすごい。
ネタバレはしたくないので、内容は伏せます。
6/20まで公演しています。
サーカスで生きていくことは厳しいものだ、と思います。難しく危険な技を披露するためにどれだけの練習を重ねたことか。大人も子供も。
恐怖心を乗り越え、挑戦と失敗の繰り返しの末、素晴らしい演技を見せてくれることに感動しました。
団員の方々はそれぞれの個性を生かした演技をみせてくれます。みんなにふさわしい役割がある。まさに、みんなちがってみんないい、のです。
ポップサーカスは世界中からパフォーマーを集めているので、それも魅力です。
鍛え抜かれた方々の素晴らしい演技に釘付けになり、いっぱい笑い、手が痛くなるくらい拍手喝采しました。
するとふしぎなことに、平凡で何の才もないわたしでも、それはそれでいいじゃない。生きている、ただそれだけですごい幸せなんだ。
わたしはわたしの役割を果たしていこう、と思えました。ふっと肩の力が抜けました。
生のドラムやギター演奏をバックに演技するのもすごくよかった。
できれば指定席で見ることをおすすめします。手に汗握り、息を呑む迫真の演技です。
2.電子書籍を読む
自由ネコ、スコちゃん、ぐわぐわ団のみんなで好き勝手にお悩み解決 みんな正解!
自由ネコさん、スコちゃんさん、まけもけさんの共著を読みました。すごく面白かった!お三方のブログはいつも読んでいます。
Kindleを持っておらずあきらめていたのですが、スマホに無料アプリを入れて読めると知りチャレンジしました。
お悩みのそれぞれが面白く、その回答がまたすごいのです。
悩む力、答える力がすごい。
ほんと、みんな正解!です。
3.神奈川県で遊ぶ
わたしは神奈川県が好きです。なんとなく、生まれ育った兵庫県に似ている気がする。いや似ていないけど。どっちなんだ!(笑)
海と山があって、おいしいものがあり、同じ県内でも市町村により全然顔が違うので何度遊びに行っても飽きません。
今回は横浜市赤レンガ倉庫、横須賀市ソレイユの丘、厚木市夢未市(JAのファーマーズマーケット)、レジャーランド、日帰り温泉などへ行きました。
どこもよかったので、また行きたいです。
赤レンガ倉庫
ソレイユの丘
(どこへ行っても空を撮ってしまう…)
神奈川レジャーランド厚木店
ゲームセンター、ボウリング、カラオケ、ミニ四駆、ゴーカートなどが楽しめる広くて昭和な施設です。
写真ないですが、赤レンガ倉庫のグラニースミスのアップルパイ、
ファーマーズマーケットのアイスクリームと佐知の江戸豚、新鮮な野菜、手作り焼き菓子は本当に美味しかった。
ソレイユの丘のネモフィラフロートは綺麗だったし。淡いピンクや水色のタピオカも入っているのです。夢のような彩り。
4.オタマジャクシを飼ってみる
知人からもらったので飼い始めました。水草を入れ、カワニナだかタニシだかも入れ、小さい植木鉢を隠れ家用に沈め、メダカの餌をやっています。
もう小さい後脚が生えてきました。二種類のおたまで、多分アマガエルとヒキガエルだと思われます。可愛いと気持ち悪いの間くらいなのがいいです。観察していると面白くて飽きません。
田舎に住んでいるのでカエルになってもそのままそのへんで生きていくので気楽というのもあります。
5.花の苗を植える
ミニバラに加え、ヘリオトロープ、オルレアなどを植えました。寄せ植えも一つ買って楽しんでいます。白と紫の花で作られた寄せ植えです。矢車草、ペチュニア、など綺麗でよく咲いてくれます。うれしい。さすがプロが作ったものだなあと思います。
寄せ植えはセンスがものを言います。園芸全般そうなのですが、植物の特性を知ることと同時に、絵心が必要なのではと思います。
わたしやセンスも絵心もないので園芸は難しいけれど、楽しいです。
長いゴールデンウィークが終わり、平常に戻ってほっとしているのも正直な気持ちですが、ずいぶん楽しませてもらったなあと感謝しています。
今年は寒くてずいぶん桜が長持ちしたけれども、さすがにもうあまり見かけない。北のほうへ行けばまだこれから楽しめるのだろう。いつか行ってみたい。
わたしの誕生日の頃に咲いている花は、八重桜。フリージア。ラナンキュラス。どれも好きなお花なのでうれしい。
なかでも白のフリージアはとても好きだ。ご近所の園芸家の方が分けてくださったので植えた。なんともうれしい。
誕生花はスノーフレークだそうだ。白い花でうれしい。
誕生日といっても日々のことをして過ごす。
鼻歌がムーンリバーなのは、ヘンリー・マンシーニと同じ日だから。ちなみにチャーリー・チャップリンも。光栄である。
野菜スープを煮ながらお皿を洗う。
お天気が良いのでたくさんお洗濯をした。寒さがふいに戻ってくるのでなかなかしまえないニット類をふかふかに洗って干した。
取り込んでせっせとたたむ。
トイレ掃除を念入りにしたらピカピカになってうれしい。掃除全般、日頃からもっとマメにすべきなのだ。毎日すれば汚れない。反省。
引き受けた役目の仕事をいくつかして、親友からのおめでとうメールに返信し、友達や知り合いとラインでやりとりをした。
親友には近々自家製甘夏マーマレードとお菓子を送るので手紙も書くつもり。
元気だけれど本調子ではないのでこれだけのことをしただけでも疲れてしまいのびてしまった。
歳を重ねるごとに、花や植物を好きになっていく。若い頃は忙しく庭もなく切り花ばかりだったが、今は植えて育てることにも興味が湧いてきた。まだ本格的に取り組むには至らないけれど、もっと歳をとって時間ができたらやりたいと思う。
20代の頃、勤めを定時で上がり、誕生日でもなんでもない日に、ル・ベスベのお花を買って帰った。白とグリーンのシックな花束。
隠れ家のような小さな一軒家に、センスの良い花たち。外国のようだった。憧れのお花屋さんに行けてうれしかった。
電車の中で「素敵なお花ですね。歓迎会とかですか?」と声をかけられた。
「はい…ありがとうございます。」と嘘をついた。後ろめたくてうつむいたのを今でも覚えている。
ル・ベスベの経営者で名フローリストの高橋さんが亡くなられたことも知らずにいた。
驚いて、彼女の本を数冊注文した。
記憶を辿る。確か花束を作ってくれたのは彼女ではなかったか。眼鏡をかけた地味な女性だった。
「どんな感じが良いですか?」ときかれ、
「白い花が好きです。あと緑も。」とだけ答えて、予算を伝えた。
手際よくまとめられていく花たち。
見たこともないセンスの良い、でも尖ってなくて、優しく寄り添うような花束を、渡された。
受け取る時うれしくて、自然に笑顔になった。
子供の頃、若い頃、そして今でもすこし、わたしはにっこりするのが苦手だ。
体が弱く、人前では緊張し、そのくせ思うこと(言わなくても良い事)をはっきり言い、何かと考え込む方で、愛嬌というものがなかった。
本を読んでいる方が楽しかった。
今はあまり本を読む時間がない。
それよりも、ほかに楽しいことができたから。
人と交流することも、苦ではなくなった。
たくさん笑うようになったと思う。
こんな私でもおかげさまでこの歳まで生きてこられて、家族もでき、仲良くしてくれる人もいる。はてなという書ける場所があり、読んでくださる皆様がおられる。
うれしい。ありがたい。
わたしのつぶやきばかりで、役に立つことは何も書いてないブログですが、これからもどうぞよろしくお願いいたします。
◆ル・ベスベに関する記事
【前編】「とくべつ」なお花屋さん。ル・ベスベ代表 松岡龍守氏 インタビュー 「ルベスベ20周年 これまでとこれから」
https://lovegreen.net/report/p88476/
◆ル・ベスベのホームページ
今年は桜を満喫しました。といっても家の近所と電車で1時間ほどの公園なのですが。
わたしはいま、数十年ぶりに車を運転しています。若い頃に免許をとったものの数回乗っただけで乗らなくなりました。
事故を起こしたわけではありません。
免許を取得するのに人の倍くらいの時間がかかり、自分は運転が下手だ。向いていない。人身事故を起こしたら取り返しがつかない。と怯え尻込みしていました。
情けない、申し訳ないと思いながらも、家族や友人が運転してくれるのに甘え、もっぱら乗せてもらうばかりでした。
しかし家族も年をとり、わたしも年をとり、運転しなければいろんなことが立ち行かなくなる気配がしてきました。家族からの要請を受け、一念発起して昨年冬にペーパードライバー講習に通いました。
車の基本操作をすっかり忘れているし、車幅の感覚がなかなかつかめず、スピードも恐ろしく、時間をかけて教習所内と路上の講習を受けました。
クリスマスに入る前に講習を終え、1月2月は絶対に事故を起こしてはいけない事情があったため(事故はいつでも起こしてはならないものですがちょっと自分の車庫にこすったとかいう自損事故すらダメ)大事をとって運転せず、3月に入ってから家族に隣に乗ってもらい本格的に練習し始めました。
バックや駐車が下手なのでまだまだなのですが、やっと1人で運転できるようになり、家族の送迎ができるようになりました。とてもうれしいです。
乗る前にはいつも「事故を起こさないよう落ち着いて注意深く機敏に安全運転する。」と祈り、自分に誓います。
そして、車にも、「よろしくね」と心の中で呼びかけます。
車は機械であり意思はないけれど、わたしにとっては大きな生き物のように感じられることがあります。ブレーキ、アクセル、ハンドルさばきをスムーズにうまく運転できたとき、わたしがうれしいのはもちろん、車も少しよろこんでいるように感じます。
いつか遠くまで、知らない土地へ、車で出かけてみたい。知っている道を少しずつ増やしていきたい。
ねぇ、いつか一緒に行こうね。
大きな生き物を駈るような気持ちでわたしは今日も運転しています。
何もかも半端なままで生きているそれでもちゃんと春はまた来る
半袖にはじめて通す3月の肩のあたりを抱いててほしい
出会いより別れの方が大事だと友の言葉を書き留め眺む
むずかしいこの世のすべて解決はできずとも今日こそ試せ春が背を押す
さようならはてなハイクよありがとうできればいつか会えるといいな
はてなハイクが今日終わってしまいます。
ほんとにいいところだった。読んで楽しく投稿して楽しく、いい人たちとのハイク上での交流が楽しかった。
ありがとうございました。
「しいたげられたしいたけ」のわっとさんのブログで知った矢川冬さんの著者を買ったのにまだ全部読めてない。読後図書館に寄贈するつもりです。しかしどこに寄贈するかは言えません。半端者のわたしを許して下さい。
いろんなことに一歩踏み出していきたい。
皆様の春が素敵なものになりますように。
◆お詫びと訂正
わっとさんのお名前とブログ名を混同し、しいたけさんなどと書いてしまいました。本当に申し訳ございません。訂正します。読者の方は何度も通知がいってしまいこちらも申し訳ございません。