ほしいぬ

書いたり、詠んだり。

第19回短歌の目五月に参加します

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ああ五月。

卯野様、皆様、いつもありがとうございます。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

短歌の目 5月 

 

http://tankanome.hateblo.jp/entry/2017/05/10/000000

 
1. 青葉
我が裡の怒り宥めて空仰ぐまなこの裏に青葉朽ちゆき

2. くつ(靴、屈、窟など他の読みかたも可)
あえぬ日が続き靴箱整理するかたほうだけがすり減っている
大切に包んでもらった日も在るとカーネーションは顔を顰める

4. 衣
心なき世にもあなたのやさしさが衣通姫(そとおりひめ)のごとく洩れいづ

5. 夕なぎ
いつまでも果てぬ戯れ君とならここは夕なぎ舫綱(もやいづな)解く
 
テーマ詠
運動会
 
代休に靴とたわしを干している順番通りふと笑い出す
 
カメラ越し瞬かぬよう息止めてひとりひとりの時をきりとる
 
行進の角曲がるときふんわりといまの生徒は笑ってもいい