ほしいぬ

書いたり、詠んだり。

特別お題「『選択』と『年齢』」

忙しいのがいろいろ落ち着いて、少し時間ができたので、特別お題「『選択』と『年齢』」で書いてみます。

 

わたしが自分の人生で行った大きな選択と、それをした年齢は、下記の通りです。

34歳以降のことは、選択というよりは運命的な流れであるように思うので、書きません。(選択をしていないわけではありませんが、自分の意志だけで決められる範疇を超えていることが多かったので)。

 

◆18歳 親元を離れ上京

◆24歳 最初の仕事を辞めて実家へ戻る

◆25歳 被災。再び上京、再就職

◆27歳 結婚

◆34歳 退職

 

このなかで、いちばんパワーが要ったことは、18歳の時の実家を出たこと。

人生にとって転機となる大きいことは、25歳の時の被災と再上京、再就職したこと、です。

どちらも親に猛反対され、勘当とか絶縁とか覚悟しました。

お金はなく、ただ若さだけで、意思を貫きました。助けてくれる人々、そして最終的には親の許しと助けのお陰で叶いました。

 

家は出てよかったし、地元を離れてよかったです。わたしにとっては。

 

それでも、家ってなんだろう。家族とはなんだろう。親子はどういう関係が望ましいのだろう。故郷はどこだろう。と、

今も考えながら生きています。

 

わたしは多分コロコロと転がる石で、あちこちにぶつかって、今は居所が落ち着きました。多分ここで生きてここで死にます。

その選択をしたというか、そういう流れになって定まったのは、38歳の時です。

 

わたしはこれからも、許される限りは、選択と年齢を重ねることでしょう。

加齢に伴うあれこれに、あーあ…と思うこともあるけれど、なるべくほがらかに暮らしたいと思います。

にこにこ優しい、笑い皺のあるおばあさんになれたらいいな。