ほしいぬ

書いたり、詠んだり。

短歌の目11月題詠です

卯野抹茶さん(id:macchauno)主催の短歌の目に、今月も参加させていただきます。5回目の参加です。

いつも本当にありがとうございます。

よろしくお願いいたします。


お詫びその1

リンクのコピペが変ですがお許しください。目玉ちゃんが!!

ごめんなさい。後日修正いたします。


お詫びその2

今回魅力的なお題が多く、嬉しかったです。お題を出して下さった皆様ありがとうございます。

それなのに自分のあかんたれなことといったら…じっと手をみる。

あと、自分が演奏のことでいっぱいいっぱいなのがよくわかる結果になりました。ほんとに単純。

ともあれ、今月も開き直って失礼いたします。

 


11月お題 10首

1. シチュー

死ぬまでに 何度作るか このシチュー

初めて買った 鍋をいとしむ


2. 声

声あげて 声殺すのは 君だから

声にならない 声聴きたくて


3. 羽

椋鳥の 童話の羽が 耳の奥

風に吹かれて かさこそと鳴る


4. 信

信じると 何度も胸に 刻まねば

たった一つの 音すら出せず


5. カニ歩き

カニ歩き 狭い楽器庫 ティンパニの

隙間に入れず 分厚い我が身


6. 蘭

和蘭陀は トロンボーンのメッカです

音楽旅行の 夢ふくらます


7. とり肌

とり肌が たつほどの音 出せるまで

天才達は 練習をする


8. 霜

初霜の 歌がわたしの初恋で

今も心を おき惑わせる


9. 末

末永く お幸せにと 祈りつつ

本閉じるよに 我は去りたし


10.【枕詞】ひさかたの


ひさかたの 光みつめて 目が潰れ


指でまさぐる わが夢の痕