ほしいぬ

書いたり、詠んだり。

秋別れ

朝顔の花の輪郭ひとまわりちいさくなりて秋ぞ来にけり

 

友発ちてさみしき秋のひんやりと今朝の気温を確かめて泣く

 

別れこそ大切だよと友は言い我頷きて手帳に記す

 

秋別れまた会う日まで大切に今日を包みてまぶたにしまう