地面から見上げる高いてっぺんに勇無き我はレンズを向ける
その時は決して見えない星がある軌道を降りてやっと見つける
よく生きていてくれたねと讃えたいぽつぽつ話す友の人生
*ジェットコースターに乗る家族を撮るために、ひたすらカメラを向けていました。わたしには乗る勇気がありません。
屋上にはためくシーツぶらんこが揺れるがごとく愛を歌へり
職失くし古びた鞄まさぐりて父が灯した満天の星
勇しき心は傷を受けたゆえ群舞のビートどくどくと打つ
かなしみは青いストール岸壁に佇む妻を疾く抱きしめよ
手に入れた世界を全部差し出して夢のバトンは繋がってゆく
*先日、映画「グレイテスト・ショーマン」を観てきました。とても胸揺さぶられました。その鼓動が止まらないうちに、拙い歌を詠みました。
もし良かったら、ぜひ、観てください!
映画
春雷やなやむふりなどうち壊せほんとの我はうすくてかるい
捨てるならなぜ涙する意味がない拾って生きろさあThis is me
私より大きくなって遠くまで行って来てねと靴を揃える
やさしさは目を閉じそっと手の中に何もない鳥包むがごとく
歳とりて人との距離を測るため小さき定規手に乗せてみる
*takanoさん(id:nigaichocolate)の記事のおかげで、素晴らしい映画と素晴らしい曲(this is meを知ることができました。ありがとうございます。
http://takano.hateblo.jp/entry/2018/04/23/020000
↑写真はこちらのサイト様の無料素材です。個人利用のみ可です。
てのひらに菫を摘んで思案する友の横顔そっとうかがう
カーディガンいろとりどりを選ぶとき自分の顔に友を並べて
花束をつくり笑顔がわきあがるすきな色なら友の色です
…わたしは黄色という色があまり好きではありませんでした。目立つし、自分には似合わないと思っていたのです。
しかし、心の中では憧れてもいました。
最近、親友と話していて、子供の頃一番好きな色は黄色だった。ときき、がぜん嬉しくなり、好きになりました。
白の混じったレモンイエローだとわたしにも似合うことがわかったので、カーディガンなどに取り入れて楽しんでいます。
小鳥好きなので、オカメインコのクリーム色や黄色、カナリアの黄色も好きです。
花の黄色はなんでも好き。自然の色は美しいです。
黄色の衣服を身につけて困ることは、羽虫類が寄ってくることです…
やれやれと思いながら、そっと払いのけています。
虫たちからすれば、そんな色を着て紛らわしい!と迷惑かもしれません。
春の花、春の色、楽しみたいです。