ひどく忙しいのですが、どうしてもこれが観たくて観ました。「この世界の片隅に」です。
本当にいい映画でした。
観て、ください。
今週のお題「私のブログ・ネット大賞2016」
応募します。
わたしは、この方のこの記事に一票。
http://dorifuto-naoki.hatenablog.com/entry/2016/12/15/173719
わたしがはてなで読みたいのは、それぞれの日々を生きているいろんな方の暮らしと想いや考えです。
世代や背景は違えど、いま同じ時間を生きている方々の率直な文章に、わたしはとても胸打たれ、励まされます。
20歳を迎えたばかりのこの方の、
「幼い頃の自分に嫌われない今の自分でいたい」
という言葉、すっと胸に入ってきました。わたしもそうありたいです。
書いてくれてありがとうございます。
はてなさんありがとう。たくさんの素晴らしいブログと記事を書けるサービスを提供してくださって。
これからもよろしくお願いいたします。
獅子柚子のママレードができあがりました。大鍋に4つ分作ったのですがみんな違うできばえ…汗。煮詰め具合やお砂糖の量の違いのせいです。時間と分量は計っているのですがぴったりな塩梅は手探りなので。ああ、精進が足りません。
それでも金色のママレードを眺めているとうれしくなります。果実を洗ってむいて刻む時の爽やかで鮮烈な香りと、グツグツ煮ている時の甘ずっぱい香りも幸せ。そして不出来ながらも人様におすそ分けさせてもらう時のよろこび。
わたしは、人生はすこしつらい。苦しいこと悲しいこともあって当たり前。と思っているのですが、ときどきこういううれしいことが、小さな黄金のようにチカッとまたたいてくれる。その輝きがうれしくて、日々を送っているようにも思います。
2016年もくれてゆき、
さて2017年はどんな年になるだろう。
ささやかな喜びを大切にしながら、gold heart な人になりたいな。
来年の目標にすこし思いを馳せながら、小さな金色を愉しんでいます。
今年は不作と聞いて諦めていたのですが、義母のおかげで手に入ったので、作ります。獅子柚子ママレード。
レシピを忘れたので過去の日記から発掘。自分のために貼らせていただく。
写真の真ん中にあるのは獅子柚子とは関係ないローズマリーの枝です。意味もなく配置してみた…
うまくできたら人にもあげて、それでも半年分くらいはできるはず。大きな果実13個分。
材料:獅子柚子大きいもの3個。お砂糖1.5から2キロ。(大体皮プラス実と同量か1.2倍くらい。お好みで。)
下準備として、水につけておき、良く洗ってたわしと塩で汚れを落とす。汚い部分はとる。
1。白いフワフワしたところをつけたまま、皮をむく。または4等分して皮と実にわける。
2。実は薄皮をとって実だけにしておく。種も捨てる。へたの部分はすぱっと切り落とす。
3。皮をたっぷりの水でしたゆでする。皮が浮いてこないように、お皿で落としぶたをして、約1から2時間。手早く作りたいなら、沸騰してからは30分くらいでいいかもしれない。でもしっかりしたゆでして柔らかくしておくと、後の作業がとても楽なので、わたしはきちんとゆでます。
4。皮をざるにあげてあら熱をとる。それを幅3センチ厚さ5ミリくらいの薄切りにする。このへんの大きさはお好みで。ぷりぷりしたのが好きな人は大きめでも。
5。皮と実と砂糖を多重鋼またはほうろうの鍋にいれ、ひたひたのお水を足してよく混ぜる。それから中火にかける。アクが浮いてくるのでよくすくいとる。
6。弱火にして焦げ付かないように木べらでそこから混ぜながら1から2時間煮る。とろみがついてツヤがでてきたら出来上がり。中火のまま短時間で作れば香りが残り、弱火でコトコト長時間煮詰めると普通のママレードに近くなる。甘夏やオレンジより多くのペクチンが含まれるので、固まりやすい。煮詰め過ぎに注意。
はぁー楽しみ。口いやしいなぁ。苦笑。
アメリカ大統領選の結果と、日本の政治の向かうところを思うと暗澹たる気持ちになります。
しかし、右往左往せず、日々のこと、自分のすべきことに集中してたんたんと取り組むようにしたい。悲観も楽観もせず、これが1つの変化ならば、目をそらさず逃げずに生きていきたい。平和を守る。モラルを保つ。希望を失わない。助け合う。責任ある大人なのだから、そうありたいです。
偉そうなことを先に書きましたが、くだらない話をします。
わたしは歳をとって嗜好が変わりました。大の苦手だったパクチーを食べられるようになった。それどころか、おいしいと思ったりもする。自分でも驚きです。
先日福島産の新鮮なパクチーを手に入れ、嬉々としてバインミーもどきを作って食べています。本気ダイエットしなくてはなのに。ああ、君はなぜそんなにおいしいの?苦笑。
言いたいことは、変わるのもわるくない。変化の中で得るものもある、ということです。決めつけはよくない。変えたくないものは変えなければいい。
迷いも不安も後悔も抱きながら、変化を恐れず生きていきたいです。
◆バインミーもどきの作り方
↑写真のはパクチーがない時に作ったのでバジルをのせました
材料
・フランスパン(本格的な高いものや焼きたてでなくとも、スーパーで売ってるフカフカの袋入りのものでOKです。もちろん焼きたてが手に入るならさらによし。)
・鶏胸肉またはもも肉→塩胡椒して焼いておく。照り焼きにしても。
・または牛ひき肉または合挽き肉→
肉団子や小ぶりのハンバーグにして焼いておく。つなぎはパン粉やお豆腐など。かるく味もつけておく。
・レバーペースト(苦手な方はなくても。あったほうが断然良いですが。ガマンして食べる必要はないと思います)
・大根と人参のなます(あらかじめ適当に作っておく)
・レタスなど生野菜
・パクチー(なければ三つ葉やバジルやクレソンなど癖のある香草)
・パンに塗るためのマヨネーズやバターなど
・具に振りかけるためのソースやドレッシング的なもの
(甘辛酸味あると良いです。わたしはごまポン酢とマリナーラソースホットが好き。スイートチリソースやニョクマムなどお好みで。)
・刻んだピーナツ
(もしあれば是非!柿ピーから抜き出して刻んでもOK。笑)
作り方はパンを切って塗って具をはさみソースをかけるだけ。というか、お肉などにサッと絡めておいてからはさむと良いでしょう。
あーん、と口を大きく開けて頬張れば、落ち込んでいてもよし!頑張ろう!という気持ちになるから不思議です。所詮は楽観的な食いしん坊…
短歌の目11月に参加します。第2期3回目。うれしいです。
主催の卯野抹茶様、今月もありがとうございます。
読んで&詠んで下さる皆様ありがとうございます。
短歌とブログはわたしの大切なよろこびです。拙い歌ですがどうぞよろしくお願いいたします。
http://tankanome.hateblo.jp/entry/2016/11/10/000000
題詠
1.本
本当も本音もなくてひたすらにただ生きている本も読まずに
2.手袋
左の手つつむ右の手最高の手袋君の熱にくるまる
3.みぞれ
傘ささず濡れかじかんでしんしんとみぞれの中で濯ぐたましい
4.狐
つままれてみる?とにんまり笑む狐怪しき店のあかりは紅く
5.メリークリスマス
君の手をとって頬までみちびけばメリークリスマス胸に響くよ
テーマ詠
テーマ「酒」
さよならもはじめましても金色の泡に託してとりあえず生
再会を祝し話の花が咲く言わないことは聞かないでおく
緑茶ハイ発明したひと手をあげて感謝状をば捧げたいから
独特のユーモア店主毒舌を聞きに扉を押すまた来たよ
タクシーのラジオにしんと耳すます今年の音と声がきこえる
先日観た映画(「君の名は」)の何に心揺さぶられたのかなと考えると、その要素の1つに「記憶」があります。
映画の内容に触れるのはまた別の機会にさせていただくとして、記憶について、ふらふらと書いてみたいと思います。
先日、衣類の入れ替えと整理をしていたら、懐かしい服が出てきました。何年も袖を通していないのに、その服を見た瞬間、当時の記憶が昨日のことのように立ち現れ、しばし呆然としました。
その服にはある思い出がありました。それが故に、しまいこんで着ることがなかったのです。記憶に蓋をしていたのでしょう。その蓋が、その服を見た途端、開いたのでした。
服だけではなく、音楽、本、映画、香り、食べ物、全ての物事に記憶は繋がっています。そして、時間を超えて、その当時の自分への扉を開く。そんな気がします。
「何を見ても何かを思い出す」というタイトルの小説を書いたのはヘミングウェイですが、言い得て妙だと思いました。
忘れていることは沢山あるし、日々記憶は薄らぎ変容したり消えて行ったりもするのでしょう。しかし、思い出すことができるうちは、それはわたしのかけがえのない一部であり、わたしそのものである。そんな気がします。
物事に結び付けなくても、わたしは、この瞬間、この一日を覚えておこう、と意識的に心のシャッターを切ることがあります。
そうすると、運が良ければ、なんでもない日のことを、記憶することができます。
10代の頃学校で友達と交わした会話の断片、20歳そこそこの頃友人と過ごした夕暮れ時のことを、わたしは記憶しています。たまに開いては、当時の時間を、空気を、なつかしみます。今はもう会うことが難しい人たちと過ごした時間を、とても大切なものと感じています。その記憶はわたしをじんわりとあたためてくれます。
昨日と一昨日も、そんななんでもない日でしたが、わたしにとっては覚えておきたい日でした。2日とも、予期せぬ予定が入って行動したのです。
2016年11月5日、近所の方に誘われて家族と海辺で過ごしました。天気の良い日で、海風が心地よく、おむすびやお汁がおいしかったです。
同11月6日、夕方急に出かけて家族の服を買いました。もうクリスマスディスプレイが施された煌びやかなデパートの中で、試着室に付き合い汗をかきながら無事に服と靴を買うことができて、ほっとしました。地下で食べたアイスクリームの冷たい甘さ。駆け足で帰った駅の混雑に緊張したこと。
家族はこの日のことを忘れてしまうかもしれません。もっと覚えておくべき大切なことはたくさんあるから。
でもわたしは覚えていたいので、心のシャッターボタンを押しました。
ところで今日は風邪を引いてしまいひさしぶりに寝込んでいます。家族に迷惑をかけてしまった。
また明日から元気にがんばりたいです。