ほしいぬ

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小さな芽

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パクチーの小さな芽が出ました。

発芽率は60パーセント。時期も遅く撒いてから2週間以上経ち、半分あきらめていたので、とてもうれしいです。

あきらめていたといいつつも、芽が出るまでの間、網をかけ藁を敷き水をやり、まだかまだかと待っていました。

うれしい。なんともいえずうれしいです。

こんなにもうれしいなんて、ちょっと予想外です。

 

今日は陽当たりの良い場所へ、鉢を移動しました。

芽が出たら、育てなくてはなりません。

発芽はゴールではなくスタートなのだから。

 

小さな双葉よ、大きくなあれ。

季節は寒い冬だけれど、できるだけあったかくしてあげる。

ミニミニ温室のようなものがしつらえられないか、考えているところです。

 

うれしさを詠める

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ほんのりと温(ぬく)み感じるイラストは心にあてる懐炉にも似て

 

ほうとつくため息吐息感嘆の雲からそそぐよろこびの雨

 

優しさの絵の具がもしもあったならあなたをそっと染めて温(ぬく)める

 

 

*へっぽこ歌ですが、くま吉様(id:tocotocokumachan)に捧げます。

先日、弊ブログの別室「まんなか」のブログアイコンをお願いしたところ、くま吉様は素晴らしいイラストを描いてくださいました。あまりに嬉しくて、詠みました。

くま吉様、本当にありがとうございます。

(イラストは許可を頂きましたら、後日掲載いたします。)

許可をいただきましたので、掲載しました!

 

 

 

 

 

 

 

タネを蒔きました/赤という色


*写真はお借りしたものです
わたしは無精者で、園芸とは縁がありません。しかし、食べたい一心で、パクチーの種を先ほど蒔きました。
蒔き時としては遅めで、なんとかギリギリセーフ!またはアウト?な感じです。このところ暖かい日が続くので、うまく発芽して育ってくれるといいなと思います。
パクチーの種まきは、種をあらかじめ割って水につけておくなど、知らないことばかりで興味津々でした。作業の1つ1つが物珍しく、楽しかったです。

パクチー、もともとは苦手な野菜でしたが、近年好物になり、自分でバインミーもどきを作ったり、タイ風カレーに添えたり、サラダに乗せたりして楽しんでいます。自分で育てた採りたてのパクチーを食べることができたら…
ああ!はやくもよだれが…🤤(笑)
取らぬ狸の皮算用です。

話変わって、今わたしは太っていて残念な体型なのですが、今年は思い切って赤いセーターを買いました。
赤という色、好きなのに、なかなか着る勇気がありません。
でもこのセーターは、おデブなわたしをなぜかスッキリ見せてくれるような気がして、顔映りもよく、着ると元気が出るので、何度も着ています。


色見本で調べてみると、洋色も和色も、赤系は綺麗な色が沢山あり、見とれてしまいました。

 

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この写真もお借りしたもので、カーディナルという品種のバラです。
いつか時間ができたなら、バラ園芸にも是非!チャレンジしてみたいです。

赤という色から連想するのは、わたしは薔薇、炎、火山、血、太陽(夕陽)、生命、ですかね。やはり。
なんとはなしに、それらはわたし自身に近しい印象があります。

自分の心が落ち着くイメージが、ホビット穴のような居心地の良い空間で、赤々と燃える炎の暖炉を見つめながら、本を読んだり音楽を聴いたり、おいしいものを食べたり飲んだりする、というものです。

 

色はいろいろあって、どの色も素敵です。

わたしは好きな赤が、似合うようになりたいなと思います。

そのためにも、元気に生き生きと、過ごしたいです。

 

 

ここは宝石の国

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*写真はフリー素材です。

 

最近わたしは「宝石の国」という作品を好んで観ている。原作はコミックスだ。アニメーションとコミックス両方ものすごく素晴らしい。アニメーションは毎週楽しみにしている。

作品について語りたい気もするけれども、実際に視聴または読んでいただくのが一番だと思うのでやめておく。

 

少しだけ触れさせてもらうならば、市川春子宝石の国」は、未来の世界が舞台で、そこにはもう人間はおらず、宝石の体を持つ不死の、でも攻撃されれば粉々に壊れてしまう、少年とも少女ともつかぬ美しい存在と、彼らを引率する保護者というか指導者の僧のような存在。天空から攻め込んできて彼らを襲い、壊して月に連れ去る月人。海に棲む貝類やかたつむり、ウミウシのような美しい人の形をした生き物。がいる。

そして彼らはそれぞれ、かつての人間の骨、魂、肉であるという。(アニメーション第4話まで)

 

アニメ「宝石の国」公式サイト

http://land-of-the-lustrous.com

 

作品から離れて、自分のことを話す。わたしはかつて本や漫画やアニメーションが大好きな子供であった。それは長じても続き、現在に至る。

しかし、昔と違って今はほとんどそれらに時間を割いていない。読まなくなった。観なくなった。それなのに好きというのもおかしなことだな、と思う。

好きというのは、それに関わらずには、時間やエネルギーを注がずにはいられないことだ。対象が物であれ人であれ事象であれ。

 

わたしは何に時間を割いているのだろう?生きるためにしなければならないことは山とある。義理もある。それらを済ませてから、自分のやりたいことを順番に並べ、体力や気力を配分して、割り振っている。

家族、音楽、短歌、友人。少しの運動。もうこれだけで、手持ちの時間は尽きてしまうのだ。

はてなブログはてなハイクを読むことにも結構時間を割いている。楽しみであるのでやめられない。

あとは映画や本に、たまに少しだけ振り当てるのがやっと。

 

こんな自分になるとは、思いもしないことだった。大概の人がそうだと思うが、子供の頃は、いずれ自分にも新しい家族ができ、いろんなことに時間を費やし、好きなことが変わってゆくということの想像ができない。

今のわたしは、子供の頃にこうなるだろうと何となく予想していたわたしとは、ずいぶん違う。

でも、それはそれで楽しい。わたしはいま、家の中や外へ出て人と交流し、忙しく過ごすことが、読んだり観たりすることよりも楽しいから、そうしているのだ。

 

それでも、この作品に出会えて、ことことと躍る胸は、子供の頃のようだ。不思議な世界で起こる美しかったり恐ろしかったりユーモラスだったり、嬉しかったり寂しかったり悲しかったりすること。主人公や登場人物の気持ちが生き生きと伝わってくる。

 

そして、「宝石の国」の世界は現実とはずいぶん異なるようだけれども、夕焼け、四季の木々や花々のうつろい、空と雲と風、月星などを見るにつけ、ああここは宝石の国。と思う。みずみずしく、美しいから。

 

人と人との繋がり方も、子供の頃とはずいぶん違ってきている。インターネットと携帯端末のおかげだ。それでも、実際に会って話す人々との繋がりは昔と変わらない。ただ違うのは、会うことのおそらくない人に対しても、とても近しい気持ちを抱くことがある、ということだ。

生きていて、抱く喜び、悲しみ、怒り、考え、迷い、悩み。そういうものに触れる機会が、昔より増えているのかなと思う。ネットのおかげで。

 

それでも、肉体は重要だ。直接のコミュニケーションを大切にしたい。なぜならば、やがてはこの体、わたしの時間が終わる時がくるから。不死ではなく有限の生である。たとえ平均寿命が延びようとも、それは死ぬまでの、生きていかねばならぬ時間が増えるということだ。有難くも、重いことである。

 

生きていくには、しなくてはならないことがたくさんある。そして、生きている間に、したいこともある。

現実の宝石の国で、死ぬまでに、いろんなことをできたらいいなと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

秋ななつ

 

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今これが落ちたら死ぬねと人工の大くらげ乗り青き海底

 

火の山のコースター乗り頂上で景色は見えず声だけの我

 

流行をちいさく髪に留めてみるグレンチェックのリボンはグレイ

 

一日でいいから消えてしまいたい金木犀の香よ匿って

 

自らを損なう行為知らぬまに習慣となるはたと慄く 

 

数値にはありありと我暴かれて逃げも隠れもできぬ秋なり

 

一つずつ行事を終えて気がつけば孤独ではない人の掌(て)温し

 

 

 

 

 

第22回短歌の目8月に参加します

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もう8月も終わりますね。

よく笑いよく泣いた夏でした。

昨年の今頃を思えば、僥倖です。感謝。


卯野抹茶様、皆様、いつもありがとうございます。今月もよろしくお願いいたします。


http://tankanome.hateblo.jp/entry/2017/08/10/212810


8月題詠 5首

1. 流

子を抱き流さるる母丸三つ描いた児童はや12歳


2. 囃

囃し立てかまびすしくも悲しくて彼と彼女の背中見送る


3. フラット

フラットのついてる楽譜読みやすい境目のない音を出したい


4. 西瓜

幾たびもかぶりつきたる紅西瓜溢るるままに夏しづまりぬ


5. こめかみ

その人のこめかみをふと思い出す隣の席で何もできずに


テーマ詠

怪談短歌

ああ確か去年も来たねと君は笑む初めての宿まぼろしふたつ

蓋開けて何もないこと確かめるそして封して地中に埋める

鏡には友達映るだからもうさみしくはないドア閉めてても

ひとりきり香焚く部屋に満ちてくるあるじの気配おかえりなさい

迷宮の標(しるべ)に花を一つずつ落としてくれる君は誰なの



第21回短歌の目7月に参加します

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*写真はフリー画像です


暑いですねー。

卯野抹茶様、皆様、今月もよろしくお願いいたします。



短歌の目7月


7月題詠 5首

1. 透

雨粒の滲む画用紙水彩で君を写した夏が透けゆく


2. ホイップ

もこもこと泡だつネットどこまでも孤独は白くホイップのごと

3. 果

芳香を放つ果実に頬寄せてちくと刺される小さな棘に

4. ペンギン

白黒のペンギン破線よちよちと海の中では疾風(はやて)となりぬ

5. 短夜

短夜にまた涙する届かない夢ならいっそ見失うべき


テーマ詠 

あつい

時々は嫌われるよな生き方を選ぶほどには年を取りけり

君が手はいつもわたしを引き寄せる落ちないように逃げないように

汗ばみて拭いきれない悔しさは瞼の中で白刃と化す

頬張ってぎゅいんとのびる白パンのサンドイッチが看板の店

我が掌(たな)のあまりに薄く頼りなく子らの虫捕る指ぞ頼もし