ほしいぬ

書いたり、詠んだり。

第20回短歌の目6月に参加いたします

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短歌の目第20回!おめでとうございます。

卯野抹茶様、皆様ありがとうございます。

6月は、良い月でありました。

感謝。

 

短歌の目 6月

http://tankanome.hateblo.jp/entry/2017/06/10/220329

 

6月題詠 5首

1. クリーム

クリームを泡立てるたび歓声を上げる子らとの日々ぞ愛おし

2. 溝

溝よけてうまく渡ったつもりでもふくらはぎには泥のしくじり

3. 万緑

万緑の中にあなたを閉じ込めるただ一瞬を許してほしい

4. 雨

くちづけて雨の匂いの君が指わたしの髪をしっとりと梳く

5. きみ

きみどりの下着できみをおどろかす企みはここ胸骨の裡(うち)

 

テーマ詠

「衣服」

纏えども尽きぬ迷いと欲望は袋に詰めて月曜に出す

わたくしのかたちをみたらそのあとで忘れてもいい今日のスカート

制服を着た子のこころ見えなくてただ整へる折り目正しく

このシャツを着た日のことは忘れない写真なくてもブログなくても

知らぬまに窮屈になる子供服まぶしい命包んでやさし