2018-10-25 りんご飴 短歌 りんご飴支えし細き割り箸をしかと握る子うれしい重さ ひとりでは堅きうわべをなぞるのみ分かてば中の果実に届く あの頃は買ってもらえず羨んでますます紅く飴輝けり 見かけより美味くはなしと侮れど甘き香りに胸はふくらむ りんご飴買うよろこびは子の笑顔わたしのなかの夕闇照らす