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ニュートラル怒り喜び悲しみを桜吹雪の中に放てり
鳥の声高くころがる曇天にわたしもそっと秘密を逃がす
とりあえず微笑むことができなくて生真面目な子のうなじは細く
春財布スマホケースにパスケースこころも入るケースがほしい
春闇に酔ひは薄々さめてゆき記憶の灯りぽうと点りぬ
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てのひらに菫を摘んで思案する友の横顔そっとうかがう
カーディガンいろとりどりを選ぶとき自分の顔に友を並べて
花束をつくり笑顔がわきあがるすきな色なら友の色です
…わたしは黄色という色があまり好きではありませんでした。目立つし、自分には似合わないと思っていたのです。
しかし、心の中では憧れてもいました。
最近、親友と話していて、子供の頃一番好きな色は黄色だった。ときき、がぜん嬉しくなり、好きになりました。
白の混じったレモンイエローだとわたしにも似合うことがわかったので、カーディガンなどに取り入れて楽しんでいます。
小鳥好きなので、オカメインコのクリーム色や黄色、カナリアの黄色も好きです。
花の黄色はなんでも好き。自然の色は美しいです。
黄色の衣服を身につけて困ることは、羽虫類が寄ってくることです…
やれやれと思いながら、そっと払いのけています。
虫たちからすれば、そんな色を着て紛らわしい!と迷惑かもしれません。
春の花、春の色、楽しみたいです。
雪溶けて本葉は春を待っているたとえふたたび雪積もるとも
パクチーの芽は枯れずに持ちこたえています。小さな双葉から本葉が出てうれしいけれど、なかなかおおきくなりません。
室内へうつすことも検討したけれど、やめた。
がんばれ。寒くても陽の光と風を浴びて大きくなって。
なかなか大きくならないことをもどかしく思っていた。蒔き時が遅すぎて、大きくなれずに枯れるのかもしれないと思った。
それでも霜が降りても、雪が降っても、枯れなくて。
小さな本葉のままで踏ん張っている芽をみていたら、気づいた。
待っているのだ。あえて小さいままで、冬をやり過ごしているのだ。大きくなれる時を待って、チャンスをうかがっている。
その証拠に、暖かい日があると、少しだけ大きくなっている。慎重に。少しだけ。
園芸学的には私の素人考えは誤りなのかもしれない。
でも、成長は右肩上がりには起こらない。
必ず足踏みして待っている時期がある。
そのことは、どんなことにも通じると思った。
小さな芽だけれど、教えてくれることは大きい。春まで大切に育てたい。
あ、あまりに寒くなって危険だったら家に避難させます…