ほしいぬ

書いたり、詠んだり。

ありがとう

ひとすじの

ひとすじの雲と光を捕まえた俯き顔をつと上げた時 幼な子と過ごす時間のやはらかさ忘れずに居る背を越されても 気を抜くと丸くなりたる背筋をシャツと一緒にアイロンかける 学生に一本きらり若白髪長き人生幸あれと笑む 海の上架けられた橋ハイウェイの車窓…

誕生日でした

今年は寒くてずいぶん桜が長持ちしたけれども、さすがにもうあまり見かけない。北のほうへ行けばまだこれから楽しめるのだろう。いつか行ってみたい。 わたしの誕生日の頃に咲いている花は、八重桜。フリージア。ラナンキュラス。どれも好きなお花なのでうれ…

春の交点

いきどおり絶望いのちあればこそ春の交点希望ぞ実る 直線の君の悲しみ果てぬともぼくが区切って等分担う ぬかるんだ道を歩いて戸をくぐり花と果実に歓声あげる 両の手にいちご風船持たされて子供のようにはにかむ母よ あたたかくつめたく吹きて春風は心のコ…

ありがとう

(写真はフリー素材です) 1.境目は無き筈(はず)昨年(こぞ)と新年のいづくに我を遺失せし哉 2.あけましてなおし残したこと拾い屈める背(せい)をうーんと伸ばす 3.別れより出会いの嬉し一年(ひととせ)を振り返る時誰に手を振る 4.年ふりて華やぐ身体ゆめ知らず…