ほしいぬ

書いたり、詠んだり。

兎と林檎

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塩水の中でも跳ねようさぎの仔泥濘(ぬかるみ)の道陽のふりそそぐ

 

 

 

 

昨夜はだいぶ雨が降りました。

被災地に降らないといい、と雨音を聞きながら願いました。復興を心よりお祈りしています。

 

家族の具合が悪く右往左往する毎日です。

おかげさまで少しずつ良くなっているとは思います。つらさや不安や焦りは誰よりも本人にあるのでわたしが落ち込んではいけないのに心塞ぐこともあります。

誰もが思うことですが、代わってやれないのがつらい。

 

その上いろんなことが起きて、一時はにっちもさっちもいかなくなりました。

わたしは基本的にはなんでも自分でやりおえたいと思って生きていますが、欠点も多く、決して有能な人間ではありません。

頭を下げて人の助けを借りました。

それで助かりました。

家族や友人にも助けられています。

ありがたいです。感謝しています。

 

ちいさなよろこび。

秋映りんごがお安く手に入りました。市場にではじめた頃は高価でした。今も高級りんごではと思います。

家族のお弁当用にうさぎにしてみました。

塩水に放ったものの、不器用なのでうさぎに見えない…頭をもっと小さくするべきでした。

それでもわたしにとって、これはうさぎ。

今はこんなに不出来だけど、練習して次はもうすこし格好よく仕上げましょう。

このお皿のように、わたしもすこし、いやたくさん、欠けているのです。

いっぱい助けてもらって、ひととひととのつながり、関係性の中で生きている。ひとりぼっちじゃない。

このはてなブログもその交流の大切な場所の一つです。ありがとう。